レモンとお湯で簡単! 女性にうれしい、朝1杯の“レモン白湯”の効果とは?

 

皆さん、寝起きには何を飲んでいますか? キンキンに冷えた水を1杯? それとも熱いコーヒーでしっかり目を覚ます? 自分だけの定番の1杯がある方にも、今おすすめしたいのが“レモン白湯”です。女性にも嬉しい効果があるそうなので、早速取り入れてみてはいかがでしょうか。

寝起きの体はどんな状態?

睡眠中、人は500〜600mlの水分を汗などで失うといわれています。それにより起床時には体内の水分が不足気味に。水分は胃や腸で吸収され、血液の一部となって全身の細胞に届けられますが、その血中の水分量が減ると、体全体にさまざまな不調が起こりやすい状態になってしまいます。そのため、寝起きには十分な水分補給が必要なのです。

寝起きに飲むのは避けたい飲み物って?

寝起きに水分補給するのは大切ですが、朝一番に口にするのは避けたほうが良い飲み物もあります。それが、カフェイン入りの飲み物。カフェインの影響で胃が荒れてしまうこともあるからです。

コーヒーや紅茶、そしてエナジードリンクも避けたほうが良いでしょう。カフェインの覚醒効果に期待する場合は、起きてすぐではなく、何か別の飲み物の後がおすすめです。

“レモン白湯”で冷えや便秘などのお悩みも解消

女性に多い悩みである“冷え”を防ぐためには、冷たい飲み物よりも温かい飲み物を摂る方がベターです。また白湯は、胃腸から全身を温め、腸の活動を活発化させてくれますが、“レモン白湯”にすると、レモンが持つ体の排出力をサポートする効果と相まって、排便に高い効果が期待できます。

排泄が上手くいくと、体の代謝も上がるので、さらなるデトックス効果にも期待できますよ。また、睡眠中にも体には疲労が蓄積しています。レモンに含まれるクエン酸は、疲労回復を促すとされています。

基本的な“レモン白湯”の作り方

忙しい朝にも簡単にできる“レモン白湯”の作り方をご紹介します。

■ 材料
・ レモン 1/8〜1/4個(くし形切り)
・ 水 適量

■ 作り方
1. レモンは皮ごと使うので農薬不使用の物がおすすめ。手に入りづらい場合は、流水で30秒以上こすり洗いをし、農薬やワックスをしっかりと落としてからカットする。
2. お湯を沸かす。可能であれば、沸騰後も10分程沸かし続けて不純物を飛ばす。
3. 湯が人肌程度まで冷めたら、コップに入れてレモンを絞り、そのままレモンも入れる。

★ ワンポイントアドバイス
レモンを絞る際には、皮を下にして絞ったほうが風味がアップします。

レモン白湯は毎朝コップに1杯(約200ml)程度の量を飲むのがおすすめです。というのも、レモンに含まれるソラレンという成分には、紫外線の吸収を高める作用があるため。多く摂取しすぎると「日焼けしやすくなる」、「シミの原因となる」などのデメリットがあります。3時間程度で代謝・排泄されますので、レモン白湯は朝の1杯目だけにし、その後に摂る水分については、白湯だけでいただくのがおすすめです。

飲みにくい場合はアレンジを加えてみよう

レモン白湯の酸味が気になる方は、習慣として続けられるように、“味変”をして飲みやすい味にしてみましょう。

“はちみつをちょい足し”で体脂肪も燃焼

酸味が気になるなら、小さじ1杯程度のはちみつをよく溶かしていただきましょう。甘酸っぱい“はちみつレモン”味となり、飲みやすさがアップします。はちみつはミネラルやビタミンもバランス良く含まれているので、体脂肪の燃焼や皮膚や粘膜の保持にもひと役買ってくれます。

“生姜をちょい足し”でより体をポカポカに

殺菌作用や風邪予防、血行促進など、さまざまな効能に期待が持てる生姜の絞り汁をプラスするのもおすすめです。生姜のピリっとした風味はクセになる味わい。まろやかさを求めるなら、生姜にはちみつを加えてみるのもおすすめ。生生姜の絞り汁を用意するのが難しい場合は、チューブの生姜を混ぜるだけでもOKです。

まずは1週間続けて、体の変化をチェックしよう

体の変化を実感するためには、まずは1週間をめどに“朝一番のレモン白湯”を続けてみましょう。どうしても時間がない時には、白湯を沸かす時間を電気ポットや電子レンジを活用して短縮するなどという技を使ってもOKです。