トリキュラー21(低用量ピル)

アイピル(アフターピル)

 

 

 

 

 

ピルのコラム(通販井上薬局)

低用量ピルやアフターピルの海外製品はネット通販で購入できます。井上薬局やマツモトキヨシなどのドラッグストアでは、店舗だけでなくオンラインストアでもピルは販売されていません。通販でピルを入手するには海外通販サイトから個人輸入する必要があるのです。ベストケンコーやオオサカ堂、オランダ屋などでは、トリキュラーやマーベロン、アイピルなどの定番商品を購入できます。

トリキュラーは、ドイツの大手製薬会社であるバイエル社が開発した低用量ピルです。ホルモン3段階増量タイプの低用量ピルで、生理的なホルモン平衡の違いを治療することを期待して、摂取時に不正出血を起こしにくいことが特徴です。日本では1999年に承認されたトリキュラーは、理論上、避妊を希望する女性に処方される経口避妊薬として想定されています。トリキュラーは、その避妊効果の高さと40年近く使用されている実績から、ほとんどの産科で処方される経口避妊薬として普及しています。

トリキュラーは、1979年に設計された世界初の三相性低用量ピルです。三相性低用量ピルとは、2種類の女性ホルモンの配合が異なる3つの錠剤を、1錠ずつ一時的に摂取する低用量ピルです。低用量避妊薬の中では最も人気で、日本の産婦人科での処方割合も最も高いです。三相性のためホルモン分泌が自然な計画に沿って行われ、体に負担をかけることがほとんどない低用量避妊薬です。効果が現れ始めるのは服用後1週間程度からです。作用発現と同時に避妊が可能です。月経不順を弱める作用も同様です。服用した日数の間は、これらの効果が守られるのです。

トリキュラー21は低用量ピルで、少量のエストロゲンとプロゲステロンを含む女性ホルモン製剤です。女性が自分で生理や妊娠をコントロールし、パートナーに頼ることなく簡単にできる経口避妊薬です。確実な避妊効果があり、正しく服用すれば、ほとんどの場合、避妊の確率は100%です。トリキュラーには、子宮内膜からの出血を止める作用があるため、月経時の出血量を減らし、月経痛をコントロールすることができます。現実世界では、月経困難症の症状を緩和するために低用量ピルが一般的に承認されており、トリキュラーも同様に月経痛を鎮める効果があります。

アイピルは、処方箋による緊急避妊薬として有名な「ノルレボ」のジェネリック医薬品です。ノルレボがフランスの製薬会社によって作られたのに対し、アイピルはジェネリック大国インドのピラマルヘルスケアによって作られました。アイピルに含まれるレボノルゲストレルは、黄体ホルモンの一種で、受精を阻害する作用と受精階層を妨げる作用があります。つまり、卵巣からの排卵を妨げ、粘液の分泌を増やして受精が起こりにくいようにし、月経を早めて受精卵が子宮にまとわりついて表面に浮き出さないようにします。

妊娠阻止率とは、これまで起こると考えられていた妊娠数に対して、実際に起こった妊娠数の割合として算出される数値です。臨床試験では、妊娠保護率はおよそ81%であり、高い確率で緊急避妊が可能であることを示しています。避妊に失敗した後、短期間でアイピルを含む緊急避妊薬(アフターピル)を服用できることが重要です。アイピルをあらかじめ用意しておくことで、いざというときに慌てずに妊娠のリスクを回避することができます。

アイピルには、ホルモンの平衡状態を一時的に変化させ、排卵を期限切れにさせ、確実に排卵が行われないようにし、受精卵の羽床を抑制する働きがあります。その結果、体内に入ってきた精子が卵子と受精するのを防ぐことができるので、いわゆる行為後での避妊が可能になるのです。個人輸入であらかじめアイピルを用意しておくと、いざという時の備えになります。