《時短&簡単レシピvol.8》 11月は「春菊」と「里芋」で胃腸を元気に

寒さが増し、煮物や鍋のおいしい季節がやってきました。火を通すとカサが減るため、野菜をたくさん食べることができるのも、煮物や鍋のうれしいポイントです。今回は独特な香りに驚きの効果がある「春菊」と、むくみ解消にもおすすめの「里芋」を使ったレシピをご紹介します。

免疫力アップや美肌、その香りには胃腸の働きを促進する効果もある「春菊」

鍋料理には欠かせない春菊。アクが少ないため、下茹でも不要でサラダにも活用できる冬野菜です。炒めたり煮たりすることで香りが強くなるので、苦手な方は生食がおすすめです。

香りが高くハリのあるものが◎ 葉のついている位置もチェック

緑色が濃く、葉先までピンとハリがあるものが新鮮な証です。また、茎の下のほうまで葉が付いているものを選んでください。鮮度が落ちやすい野菜のため、できるだけ早めに食べきるほうがおいしくいただけます。保存の際は水で濡らした新聞紙に包み、ビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に立てて保存しましょう。横に置くと曲がってしまいがちです。

春菊の油揚げの煮びたし

■ 材料(2人分)

・ 春菊 1把(150g)
・ 油揚げ 1枚
・ ペンネ 150g
・ A:だし汁 100ml
・ A:醤油 小さじ2
・ A:みりん 小さじ2

■ 作り方

1. 調理バサミで春菊を3〜4cmの長さに切る。
2. 油揚げはハサミで縦半分に切ってから2cm幅に切る。
3. Aの材料を鍋に入れ、沸いたら2と春菊の茎を入れる。30秒くらいたったところで葉も加え、しんなりするまで煮る。

レシピ作成/
たしろゆきこ(野菜ソムリエプロ)

★ ワンポイントアドバイス

春菊はすぐに火が通るので、しんなりして色鮮やかになったらすぐに火を止めましょう。煮過ぎると、苦味が強くなります。

胃腸の粘膜を保護し、血糖値上昇を抑える「里芋」

和食に欠かせない食材の里芋。楕円形で小芋を食用にする「土垂(どだれ)」が代表格で、秋冬に最盛期を迎えます。独特の粘り成分は食物繊維の一種で、胃腸の粘膜保護や、血糖値の上昇を抑える働きがあります。カリウムも多く含むので、むくみ解消や高血圧を防ぐ効果にも期待できます。

湿り気があり、縞模様のはっきりしているものを選ぼう

泥付きの里芋は、皮が茶褐色で湿り気のあるものをチョイス。皮に傷やひび割れがないかも確認しましょう。保存の際は泥付きのまま新聞紙に包み、乾燥させないように気をつけて常温保存を。5度以下の場所に長時間置くと、低温障害を起こすので注意が必要です。

お鍋不要! 里芋のお味噌汁

■ 材料(1人分)

・ 里芋(水煮) 2個
・ 味噌 小さじ1
・ きなこ 小さじ1/2
・ 湯 150ml
・ 油麩 3g
・ みょうが 3g
・ カットねぎ 2g
・ 鰹節 1g

■ 作り方

1. お碗に味噌、きなこ、湯50 mlを注いで味噌を溶く。
2. 油麩を調理用バサミで切り、100mlの湯に入れる。
3. 1に里芋と2、カットしたみょうが、ねぎ、鰹節を乗せて完成。

レシピ作成/
相馬恵美(野菜ソムリエプロ)

★ ワンポイントアドバイス

里芋は水煮を使えば時短になり、鰹節を入れることで味に深みが出ます。油麩が手に入らない場合は麩を使いましょう。生の里芋を茹でて使う場合は、皮をむく際に一度洗ってから少し乾かすと、手がかゆくなりにくくなります。

レシピも多彩な万能の冬野菜で寒い季節を乗り切ろう

野菜のプロ、日本野菜ソムリエ協会がおすすめするレシピ。調理方法も多彩な里芋に、火を通さなくても食べることのできる春菊は冬の万能野菜です。旬の味を楽しみましょう。

取材協力・レシピ監修/
日本野菜ソムリエ協会
野菜の知識を深める資格の取得|日本野菜ソムリエ協会

※レシピ以外の画像はイメージです。
※2020年11月現在の情報を掲載しています。

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