安全に登山を楽しもう! 「登山アプリ」を目的別に紹介

ここ数年、ブームとなっている登山。中高年から若者まで、登山を楽しむ人が増えていますが、残念なことに山の事故が後を絶ちません。

山岳遭難の件数は、2013年以降急増しており、2018年は発生件数 2,661件、遭難者数 3,129人でした。この数は、統計の残る昭和36年以降最も高い数値を記録した前年(2017年)よりも、さらに増加しています。遭難者 3,129人について、目的別にみると、登山(ハイキング、スキー登山、沢登り、岩登りを含む)が74.0%と最も多く、次いで山菜・茸採りが12.3%を占めているとのことです。

平成30年における山岳遭難の概況(警察庁)

山岳遭難・水難|警察庁Webサイト

そこで今回は、登山を安全に楽しむために、スマホの上手な活用方法や、登山の準備と心構えについて紹介していきます。

現在地を確認できる「登山アプリ」がおすすめ

山岳遭難の原因の約38%が「道迷い」によるものです。道迷いとは文字通り登山道を見失って迷ってしまうこと。登山道がわかりにくくなったり、突然なくなったりして慌ててしまい、無理に進んで遭難してしまうのです。

こうした場合、慌てずに、まずは現在位置を確認することが大切です。現在位置がわかれば、進んでいいのか、戻ったほうがいいのか、正しいルートはどこかといったことが冷静に判断ができるようになります。

現在位置はGPSと地図で確認するのが確実。GPSは専用の機械を用意する必要はなく、iPhoneやAndroidスマートフォン(以下スマホ)のGPS機能でも十分対応できますが、登山に行く前に、あらかじめスマホに「登山アプリ」をインストールしておくことをおすすめします。登山アプリには、位置情報・コンパス・登山向けマップ・ルート記録(GPSロガー)など、登山のための便利な機能が搭載されています

さまざまな登山アプリがありますが、ここでは、ユーザーからの人気も評価も高い「ジオグラフィカ」を紹介します。地図がオフラインでも使えるため電波の届かない山奥でも現在地を確認できるのが最大の特徴で、登山アプリのなかでも特におすすめしたいアプリのひとつです。

■ジオグラフィカ

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登山前にアプリで登山計画書を作成しよう

登山は計画から始まるといっても過言ではありません。まず登山するエリアの情報を収集し、目的地、登山ルート、装備、食料、日程、メンバーなどの計画をしっかり立てます。

計画を立て終えたら「登山計画書(登山届)」を作成しましょう。登山計画書には、登山者の氏名、年齢、連絡先のほか、登山の日程とルート、携行する装備と食糧などを記入します。作成した登山計画書は、必ず家族や友人にもコピーを渡しておいてください。

当日は気象情報をしっかり確認し、登山口にある登山計画書用のポストに登山計画書を投函します。万が一のとき、登山計画書がないと捜索の手がかりがないため、捜索や救助に時間がかかってしまいます。状況によっては命取りになってしまうこともありますので、絶対に提出してください。

とはいえ、登山計画書の作成はけっこう面倒なもの。そこでおすすめなのが、登山計画書の作成を支援してくれる登山アプリです。たとえば、日本最大級の登山コミュニティーサイト「YAMAP」のアプリなら、「活動計画機能」を使用して登山の計画を立てることで、目的地やルート、日程、メンバー、携行品などの情報を家族や知人とカンタンに共有ができるようになっています。

■YAMAP / ヤマップ

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見逃したくない日の出と日の入りもアプリでチェック

登山の楽しみのひとつに山頂から眺める、御来光や日の入りがあります。せっかくの機会ですので、事前にしっかりと日の出・日の入りの時間、方角を調べておきましょう。事前に確認しておけば、山頂までの時間から逆算して山小屋を出発する時間も決められます。

しかし、日の出・日の入りの時間は季節や場所で変化しますし、方角もわかりにくいもの。そこで、便利なのが日の出・日の入りの情報が確認できるアプリです。「日の出日の入マピオン」なら、スマホのコンパス機能で自分が向いている方向もわかるため、感動の瞬間を逃すことなく味わえるでしょう。

■日の出日の入マピオン

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油断は禁物! 出発前に十分な備えを

まず、スマホのバッテリー切れに備えて「モバイルバッテリー」は必ず持っていきましょう。日程にもよりますが、お使いのスマホを2回満タンにできる容量のバッテリーを持ち歩いていると安心です。

自分にぴったりのモバイルバッテリーを正しく選ぼう | らしく。

それから、スマホの故障や紛失に備えて、必ず紙の地図とコンパスも用意しておきましょう。遭難しないためにも重要なアイテムです。

冒頭でもお伝えしましたが、ハイキングや、日帰りの軽い登山でも遭難事故は発生しています。油断することなく、しっかりと準備をして登山を楽しんでくださいね。

※2019年11月現在の情報を掲載しています。製品・サービス内容についての詳細は、各販売・提供会社へお問い合わせください。

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