季節の花アジサイを飾って、おうちを華やかに

ミモザやチューリップなどの春の花々から代わって、梅雨前に花屋に並ぶのがアジサイの花。種類や色もさまざまなアジサイの花を自宅に飾って季節を感じませんか? 人気の種類や、長持ちさせるコツをご紹介します。

アジサイは奈良時代から親しまれている日本原産の植物

紫陽花

古くは、万葉集の中にも登場するアジサイは、梅雨前になると花壇などでもその姿を見ることができ、名所と呼ばれる場所も全国に数多くあります。日本原産の植物ですが、現在のように花弁のように見えるガクが連なり、こんもりと丸い姿になったのは、海外で人気となり品種改良された結果なのです。咲き始めは白く、時間がたつと水色や青、緑などに色が変化することから、「七変化」という別名もあります。

アジサイにはどんな種類があるの?

白いガクアジサイ

アジサイは育て方も簡単で、地植えである程度放っておいても美しい花を咲かせてくれることからも、人気が高い植物です。世界中で品種改良が行われ、多くの新種が生まれており、2,000種類もの品種が存在していると言われています。原種であるガクアジサイのほか、花壇や花屋でよく見かけるのは西洋アジサイと呼ばれる品種です。さまざまな色や形で楽しませてくれるアジサイ。人気の種類はどんなものがあるのでしょうか。

細長い花が特徴的な「カシワバアジサイ」

カシワバアジサイ

柏に似た形の葉を持ち、円錐形の花房が特徴的なカシワバアジサイは、北アメリカ原産のアジサイの仲間です。一見、一般的なイメージのアジサイの形とは異なりますが、黄みがかった白を中心とした独特の形で最近人気を集めています。

繊細なガクの「アナベル」は色の変化も楽しめる

アナベル

地植えだと、長くは初夏から冬まで目を楽しませてくれるアナベル。花房の直径が20cmを超える大振りなアジサイですが、繊細な形のガクが連なり、可憐な印象があります。観賞用のアナベルは鉢植えで買うのもおすすめです。咲き始めは淡いグリーン、咲き進むと純白に、その後再度グリーンになっていくので、色の変化も楽しみたい品種です。

花弁部分がインパクト大の「ヤマアジサイ」

ヤマアジサイ

花弁のように見える部分がガクで、その中心にある小さな部分が花弁(花びら)であるアジサイは、ガクの色や形でそれぞれの品種に特徴をもたらしますが、繊細な花弁が集合しているように見えるのがヤマアジサイの特徴です。湿り気の多い場所に生育していることが多いことから、別名サワアジサイとも呼ばれています。花屋よりも、外で散策中に見つけることが多い品種です。

アジサイを長持ちさせるには、こまめなケアとひと手間が大切

アジサイ

水の吸いがあまり良くないため、こまめな茎のカットや多めの水につけることがアジサイを長持ちさせる秘訣です。花房の大きさに比べて茎が細いため、切り口を斜めにしたり、カッターナイフでそぎ切りにするとより水の吸いが良くなります。その際に、中の綿部分を取り出すというひと手間でさらに吸い上げがアップ。また、葉の部分も落としたほうが、花が長持ちしますよ。

スモーキーなアジサイのドライフラワーは1輪でもインパクト大

アジサイのドライフラワー

ドライフラワーにすることで独特の風合いと、アンティークな色みが美しいアジサイは、しっかりと水を吸わせてからドライフラワーにすることで、ガクの部分がしっかりと形をキープすることができます。また、生けた状態を楽しんだ後よりも、なるべく新鮮なうちにドライフラワー作りに取り掛かることも大切です。長い間生けて色の褪せたガクよりも、新鮮な色合いを残すことができます。あとは、しっかりと水を吸わせた新鮮なアジサイを頭を下にしてぶら下げておくだけ。1週間程度でカサカサとした手触りのドライフラワーが完成します。頭の部分が重いので、乾燥中に落ちてしまわないように、ぶら下げる紐はしっかりと縛りましょう。

しっとりとした美しさのアジサイは長く楽しもう

手軽な切り花だけでなく、比較的簡単に栽培ができる鉢植えを買って育てるのもおすすめです。最近では、母の日の贈り物としてもアジサイの人気は高まっています。ギフトと一緒にアジサイのブーケを贈るのも素敵ですね。

※画像はイメージです。
※2021年4月現在の情報を掲載しています。

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