過信は禁物! 家の防犯対策は“窓”が最重要ポイント

録画機能付きのインターフォンやオートロックなど、防犯機能を兼ね備えているから「我が家は大丈夫!」と、ついつい安心しきっていませんか? 旅行や帰省などで長い間留守にすることがなくても、大切な家を守るために今一度、防犯対策を見直してみましょう。

侵入窃盗は今でも多数の被害があることをご存知ですか?

侵入窃盗とは、一般の住居であるマンションや戸建てを対象とした「空き巣」、「忍び込み」、「居空き」のことをいいます。

空き巣

家人などが不在の住宅内に侵入し、金品を盗むこと

忍び込み

夜間、家人などの就寝時に住宅内に侵入し、金品を盗むこと

居空き

家人などが在宅し、昼寝、食事などをしているすきに住宅内に侵入し、金品を盗むこと

警視庁のデータによると、平成16年以降の侵入窃盗は減少傾向にありますが、令和元年には東京都内だけでも、年間で4,550件(1日平均12件)の侵入窃盗事件が起きており、意外と身近なものなのです。ちなみに日本全国では、年間57,808件の侵入窃盗事件が起きています。自宅に家人がいてもいなくても被害にあってしまう侵入窃盗には、どんな手口が多いのでしょうか。

侵入口は窓が6割! 鍵のかけ忘れには注意が必要

侵入窃盗は、縁側やベランダ、居室などの「窓からの侵入」が6割以上となっており、玄関などの出入り口からの侵入は約3割に留まっています。住宅内に人がいる「忍び込み」と「居空き」に関しては、約8割の被害宅が“無施錠の窓”から侵入されているという集計結果が出ています(マンション・戸建てを問わず)。

窓やベランダのチェックポイント

侵入被害を防ぐために、自宅の窓やベランダが侵入されやすいかどうかをチェックしてみましょう。該当する項目が多いほど、侵入されやすい家になってしまいます。

1.単板ガラスや網入りガラス
2.補助鍵を取り付けていない
3.窓枠や格子、雨戸などが貧弱
4.外壁が低く、ベランダの窓が外から見通せない
5.窓から外の見通しが悪い
6.窓やベランダの近くに縦樋や階段、手すりなどがある

外壁や縦樋、階段、手すりなど、自分で変更できないものは仕方がないですが、窓本体については割れにくいガラスに変えたり、補助鍵を取り付けるなど、できることをやっておくことが大切です。

少しの外出でもしっかり施錠する習慣が大切

日々の中で気をつけたいのは、ほんの数分の時間でも施錠を心がけることです。侵入窃盗犯は、侵入にかかる時間が5分以上だと発見される確率が上がり、諦める傾向があります。逆に考えると、無施錠の窓や玄関は5分以内で簡単に侵入されてしまうということ。「家の中にいるから」、「ちょっとお昼寝」なんて気を抜かずに、こまめに施錠のチェックをしてください。

防犯しているアピールを見せて「諦めさせる」

犯人の出入り口となりえる場所は、家の外から見ても「きちんと防犯対策がされている」と分かるようにしておくことが大切です。見通しの悪い場所にある窓には、人感センサー付きの照明や、音で異常を知らせるセンサーを設置しましょう。また、戸建ての場合は、防犯用として足音が分かりやすい防犯砂利を敷くことで、侵入被害を防ぐ手助けになります。

「見晴らしを良くしておく」「施錠、ダブルロックが外からも見えるようにしておく」「家の出入り時は常に鍵をかけておく」といった対策をきちんと行っている家と、そうでない家では、どちらが狙われやすいのかは言わずもがな。「諦めさせる」家になっているかが最重要ポイントです。

※画像はイメージです。
※2020年9月現在の情報を掲載しています。

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