パソコンの「休止状態」「シャットダウン」「スリープモード」の違いは?

そなえる

パソコンを使い終わったら、「シャットダウン」を選んで電源を切る。当たり前に思われるかもしれませんが、実は、ほかの方法でもパソコンを終了させることができます。

それは「スリープ」と「休止状態」です。パソコンに詳しい人でも、意外と知らないのがこの3つの違いです。

そこで今回は、パソコンの終了方法の違いについて、説明していきます。

パソコンの電源を完全に切るのが「シャットダウン」

シャットダウンは、パソコンの電源を切って、完全に動作を完全に止める方法です。電源を切ってしまうので、使っていたプログラムは終了し、開いていたファイルは閉じられます。

つまり、保存していないファイルは、すべて消えてしまうわけです。シャットダウンする時に、保存していないファイルがあると、「保存しますか?」と聞かれるのは、これが理由です。

パソコンの電源を切ってしまうので、次に使うときは、パソコンをゼロから起動することになります。ですので、使えるようになるまでに、ちょっと時間がかかってしまいますが、電力の消費はほとんどありません。ですので、何日もパソコンを使わない場合は、シャットダウンするとよいでしょう。

パソコンを一時停止の状態にするのが「スリープモード」

スリープは、使っているプログラムや、開いているファイルがメモリに保存されて、パソコンが省電力状態になります。電力は少しだけ消費しますが、また使いたくなったときに、数秒で元の状態に戻せるとても便利な機能です。

DVDの一時停止と同じようなものと考えてください。ですので、ちょっと席を離れるだけのときは、スリープにしておくと便利です。

スリープは、電源ボタンを押したり、マウスやキーボードに触ったりすると解除されます。これは、パソコンごとに違うので、ご自身のパソコンで試してみてください。

作業内容を保存して電源を切るのが「休止状態」

休止状態は、使っているプログラムや、開いているファイルをハードディスクに保存して、コンピュータの電源を切ります。スリープと似ていますが、電源を切ってしまうのが違いです。

そのため、作業を再開するときスリープよりも少しだけ時間がかかりますが、作業内容がハードディスクに保存されているので、元の状態に戻すことができます。

この機能は、ノートパソコン向けに開発されました。ですので、バッテリをムダに消費しないように、消費電力はかなり少なくなっています。ノートパソコンで作業中に、食事などで長めに席を外すといった場合は、休止状態にしておくとよいでしょう。

デスクトップパソコンならいいとこどりの「ハイブリッドスリープ」がおすすめ

もうひとつ、ハイブリッドスリープという、スリープと休止状態を組み合わせたものもあります。これは、使っているプログラムや開いているファイルをメモリとハードディスクに保存して、スリープ状態になります。

スリープが解除されたら、すぐに起動して元の状態に戻ります。そして、スリープになってから一定の時間を過ぎると、今度は電源を落として休止状態へ移行します。これで、ムダな電力を消費しません。

メモリは消えてしまいますが、ハードディスクにも保存されているので、元の状態に戻すことができます。

まさに、いいとこどりの機能ですね。これは、デスクトップパソコン向けに開発されました。そのため、デスクトップパソコンの場合、基本的にハイブリッドスリープが有効になっています。

「スリープ」を選ぶと、通常はハイブリッドスリープになるので、毎日デスクトップパソコンを使うような方は、シャットダウンよりスリープの方が便利でしょう。

パソコンを終了させる方法の違い、ご理解いただけたでしょうか? 自分の使い方に合った終了方法を選ぶと、ぐっと快適に使えるようになりますよ!

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