いま災害が起きたらどうする? 自分の身は自分で守ろう ~そなえる:事前準備 編~

地震・災害大国日本! 自分の身は自分で守る

地震大国として知られている日本。世界で発生しているマグニチュード6以上の地震の2割は日本周辺で発生していることからも、「いつどこで大地震が発生してもおかしくはない」と言えます。近年では台風や局地的な集中豪雨などによる災害、その後の高潮や洪水、土砂災害などの二次災害が毎年のように各地で起こり、甚大な被害が出ることも珍しくありません。

さらにはテロや武力攻撃といった“人的脅威”も想定しなければならない社会情勢において、「自分の身は自分で守る」ことの重要性が高まっています。

被害を最小限に抑え、万が一の事態にも落ち着いて対応できるよう、日頃から備えておくと役立つことを紹介していきます。

豆知識:9月1日は防災の日

1923年(大正12年)9月1日に10万人以上の死者・行方不明者を出した「関東大震災」と、“台風が襲ってくる”と昔から言い伝えられている「二百十日」にちなんで、1960年に設定された啓発日です。また、9月1日の「防災の日」を含む1週間(8月30日から9月5日まで)は「防災週間」と定められており、防災訓練などのイベントが各所で開催されています。

日頃の備えが肝心! 準備しておくと安心な4つのこと

最優先で準備しておくものといえば「水」や「食料」を思い浮かべる人が多いと思いますが、実は、これまで国内での記録的な自然災害において、水や食料不足が原因で亡くなった方はいません。現在はどこの自治体も災害対策を行っており、インフラが停止するような大災害が発生しても数日以内に救援物資が届きます。

まずは、生命と安全の確保を最優先に。準備しておくと安心なことを、優先順位の高いものから4つご紹介します。

1.家の中の安全対策

・家具のない安全なスペースを確保する

・逃げ遅れや閉じ込めを防ぐため、避難ルートをふさがない家具の配置にする

・圧死やけがを防ぐため、家具や家電製品が倒れないように固定する

※「つっかえ棒」、「家具転倒防止 L字金具」で固定するほか、棚の下の方に重いものを入れて重心を取るのも有効です。窓ガラスの飛散防止には、「飛散防止フィルム」がおすすめです。

2.避難を手助けするための備え

自宅が危険になった場合は避難が必要になります。以下の項目を確認の上、安全を確保して避難してください。また、事前にハザードマップを確認したり、居住地の地盤リスクを知っておくことも重要です。

・避難は徒歩を想定し、非常持ち出し袋は持ち運べる重量にする(※重さの目安:大人10~15kg)

・停電時の夜でも避難できるように備える

・瓦礫やガラス片が散乱している道を避難できるように備える

・余震による建物の倒壊などの二次災害に備える

・避難中の火災や盗難などの財産を失うリスクに備える

3.健康を維持するための備え

避難所生活が長期に渡った場合、健康管理が重要になります。特に衛生用品は準備しておくことをおすすめします。

・暑さ・寒さから身を守るもの

・感染症や食中毒を予防するもの

・からだと口(歯)を清潔にするもの

・トイレを我慢しないためのもの

4.少しでも避難生活を快適・便利に過ごせるようにするための備え

・【自宅避難の場合】インフラが回復するまでの期間の備え

・【避難所の場合】エアコンがなく硬い床の上で過ごすための備えや、盗難防止、他人の出す音や話し声などへの備え

・自宅・避難所でスペースが確保できない場合でも過ごせるような、フルセットのキャンプ道具など

防災グッズを準備しよう

最近では必要最低限のものが揃ったバッグなども販売されていますが、自分で揃えるにはどんな物が必要なのでしょうか。以下に一例を紹介します。

また、赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭の場合に、プラスで必要になるものも記載します。

必要最低限の備え

生活用品
電池
手巻きラジオ
懐中電灯
カセットコンロ・カセットボンベ
ホイッスル(笛)
※居場所を知らせるために使えます。
アルミシート
※冬の寒さ、風や雨から身を守ってくれるアイテム。
スニーカー
リュックサック
※反射材付き、防水機能、ショルダーベルトのクッション性があるものがおすすめ。
軍手
レインコート
帽子・ヘルメット
現金
※小さいお金がたくさんあるといざという時に便利。

 

衛生用品
マスク
トイレットペーパー
ティッシュ・ウエットティッシュ
携帯用トイレ
携帯用歯ブラシ・コップ
タオル
生理用品

 

食事
ペットボトルの水
※1人1日3リットルが目安。
缶詰(缶切のいらないもの)
米(アルファ米など)
カップ麺
乾パン
レトルト食品
お餅
サバ缶、スパム、ツナ缶
保存が効く野菜(人参、玉ねぎ、じゃがいも)
紙皿や割箸などの使い捨て出来る食器類
ラップ

 

赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭の場合
おむつ
おしり拭き
※体を拭く際にも代用できます。
子ども用の防災頭巾・ヘルメット・帽子
粉ミルク・哺乳瓶
※小分けされたスティックタイプが便利。母乳育児でも必須アイテム。
赤ちゃん、子ども用のレトルト食事・おやつ
着替え
抱っこ紐(無い場合はさらし紐)
※かさばらない「さらし紐」も便利。子どもを抱っこしてしっかりとくっついた状態で避難をしましょう。
ビニール袋
※トイレやオムツカバーとしても使用可能です。
母子手帳 保険証

 

水や食料は人数分用意が必要。最低でも1人につき3日分が目安です。賞味期限も定期的にチェックして、定期的に入れ替えましょう。また、飲料水とは別に、生活用水も必要です。

時間を作って準備しよう

今回紹介した以外にも、それぞれの家庭で必要なものがあると思いますので、この機会にぜひ見直しをすることをおすすめします。

災害への備えについて、動画でも紹介していますのでぜひ参考にしてください。

3分で学べる災害への備え | 防災への取り組み | CSR | 株式会社ジュピターテレコム | J:COM

 

※2019年9月現在の情報を掲載しています。製品・サービス内容についての詳細は、各販売・提供会社へお問い合わせください。

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