月々の携帯代を見直そう! 格安スマホ乗り換えのチェックポイントは?

SIMロック解除が一般的になり、携帯電話のキャリア(事業者)も大手から新勢力まで多彩になってきています。10万円を超えることもあるスマホ端末の価格。端末の分割料金に月額利用料金を合わせると、「家族で数万円かかる」ということはありませんか? 今回は、話題の「格安スマホ」について、基礎知識や乗り換えタイミングなど、おさえておきたいチェックポイントをご紹介します。

現在の携帯キャリアのシェア率は?

2019年度の総務省の調査によると、docomo、SoftBank、auの3大キャリアが約85%のシェア率を持つという携帯電話業界。まだまだ大手で契約している人が多いものの、四半期調査での格安スマホ(MVNOサービス)の契約は前期比3.2%増と、少しずつキャリアの見直しを行う人も増えています。これは、「SIMフリー」が一般的になったことや、機種変更のネックになっていた“2年縛り”の料金プランや違約金が大幅に見直しされたことで、機種変更やキャリアの乗り換えへのハードルが下がり、今まで継続的に使用していた携帯電話の料金の見直しが本格化してきたことが要因と考えられます。

月々の利用料金を見てみると、docomoの場合は1,980円〜(家族3回線以上の利用で1人あたりの金額、データ量1GB以下の場合など条件あり)と、大手キャリアでも意外と安く思えますが、ここに携帯端末費用やデータ使用超過料金などが含まれると、10,000円近くになる場合もあります。そこで、最近注目されているのが、UQ mobileやmineoなどが提供する「格安スマホ」です。

格安スマホのメリット・デメリットは?

月にかかる費用が安くなるのが一番の魅力ですが、これまで利用していたキャリアのサービスが使えなくなるなどの注意点もありますので、メリットとデメリットをしっかり確認しておきましょう。

メリット1.月額料金が安い

大手キャリアと比べ、格安スマホは月額料金を安く抑えることができます。これはMVNO(エムブイエヌオー)と呼ばれる通信事業者が、大手キャリアから携帯電話回線の無料通信インフラを借り、リーズナブルな料金で携帯サービスを提供できるためです。

メリット2.電話番号が変わらない

昔は携帯のキャリアを変えると携帯番号も変わってしまいましたが、今はMNP(Mobile Number Portability)を利用することで、携帯番号を変更せず、乗り換え可能になりました。

メリット3.希望の端末で使える

スマホ端末には携帯電話番号を特定するための情報が記録されたSIM(シム)カードが入っています。以前は契約しているキャリアでしか使えませんでしたが、今ではそのロックを解除できるようになっているため、希望の端末にSIMカードを入れて使うことができるのです。使用可能な端末かどうかは事前にウェブサイトなどで確認できますので、チェックしておくことをおすすめします。

デメリット1.キャリアのメールアドレスが使用できなくなる

今まで使っていたキャリアのメールアドレス(docomo.ne.jpやsoftbank.ne.jpなど)は使用できなくなります。しかし、LINEやGmailでやりとりすることが多いようであれば、さほど不便は感じないでしょう。

デメリット2.キャリア独自の決済サービスが利用できなくなる

購入した商品などの代金を月々の通信料とまとめて支払いできる便利な決裁サービスですが、キャリアが変われば支払い先も変わるため、利用できなくなります。

デメリット3.場合によって個別対応が必要

大手キャリアのショップでは端末の準備から設定までを一貫して対応してくれますが、格安スマホの場合はすべて対応してくれるとは限りません。まず、「SIMカード」はキャリアで販売されているものにはSIMロックがかけられているため、キャリアのショップでの解除が必要です。また、持っている端末が使えない場合など、端末を変更したい場合は「SIMフリー端末」を自身で用意する必要がある場合も。

MVNOによっては、あらかじめSIMがセットされた端末が用意されていて、面倒な端末設定やSIM設定が不要なこともありますので、こちらも事前に確認するとよいでしょう。

安い月額プランは当たり前に。次にチェックすべきは速度&サービス

現在は格安スマホを提供する事業者が増え、安い月額プランは当たり前になってきました。次に、価格以外でチェックすべきポイントはどこにあるのでしょうか?

ポイント1.通信速度

連絡手段としてはもちろんのこと、仕事や調べ物、スケジュール管理などで手放せない存在となっているスマホだからこそ、通信エリアや速度についてはとても大切なポイントです。現在利用しているキャリアと比べてみましょう。

ポイント2.アフターサービス

万が一の破損や、トラブルの場合のサービスが充実しているかどうかも重要。すぐにお店に駆け込んで相談することができなくても、故障の際の保証サービスやトラブルを解決してくれる方法が多彩に用意されているかも、きちんとチェックする必要があります。

手続きの前に!今のプランの更新月と端末残金を確認しよう

手続きに行く前に見直しておきたいのが、現在の契約プランです。“2年縛り”がなくなったとはいえ、契約中のプランはそれに当てはまらない場合も。通常、契約期間は2年ごとに自動更新され、更新月以外に解約すると10,000円近くの違約金が発生することもあります。端末料金を利用料金と合わせて分割払いにしている場合は、支払いが終わっているかどうかも大きなポイント。端末料金の分割払い残金がある場合は、その金額の支払いは必須なので、格安スマホに乗り換えてもその分のお金が継続してかかってしまうことになります。

また、年齢や使用方法など、自分に合うプランが乗り換え先に用意されているかどうかも気になるところ。「すぐに速度制限がかかってしまうようなプランしかない」、「学割がない」など、プランの選択肢が少ないと、結果的に利用料金に大きな変化がない場合もあるので注意しましょう。

携帯と一緒にその他の家計も見直してみよう

家計の見直しのために格安スマホへの乗り換えを検討している場合は、電気やガス、テレビ、自宅Wi-Fiなどもひとつの会社にまとめてしまうことでよりお得になることはご存知ですか? セットにすることで割引率がアップするなど、より節約につながる可能性は大。つまり、格安スマホへ乗り換えるタイミングは、家の光熱費なども見直すチャンス。まずは資料を取り寄せるなどして、家計全般の見直しを図ってみましょう。

参考
【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|UQコミュニケーションズ
格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
J:COM MOBILE | 格安スマホ・格安SIMのJ:COM

※画像はイメージです。
※2020年9月現在の情報を掲載しています。製品・サービス内容についての詳細は、各販売・提供会社へお問い合わせください。

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