固定電話を利用するメリットと料金プラン&サービスの選び方

今や通信手段は携帯電話やスマートフォンが主流となり、固定電話の出番は少なくなってきています。はたして固定電話を設置するメリットはどのような点にあるのでしょうか? この記事では、固定電話を所有するメリットとデメリット、また、基本料金や通話料を節約するコツもご紹介します。

もしものときに強い、固定電話を所有するメリット

電話をしている女性

電話で連絡を取るなどの通信手段は携帯電話やスマートフォンがあれば十分というのが正直なところで、固定電話についてはそもそもの必要性を検討されている人も多いのではないでしょうか。固定電話は、日常使いの道具というよりも「もしも」のときに備えた道具としての利用価値があります。

1.社会的信用度が高い

クレジットカードやローンの審査をはじめ、公的な手続きの書類には自宅の電話番号を記入する欄があり、固定電話があるのとないのでは信用力が変わってくる風潮は、いまだ健在のようです。クレジットカードやローンの審査は点数制になっていて、職業、勤続年数、収入は審査ポイントが高く、電話番号については携帯電話よりも固定電話、また両方を持っていることで高ポイントが得られます。

また、固定電話の番号は「市外局番+市内局番+加入者番号」で構成されていて、市外局番・市内局番を所有していることが、その地域に住んでいるという証明にもなります。

2.子ども同士のコミュニケーションツールとして有効

学校からの連絡網はメール一斉送信など、固定電話への連絡の必要性がなく共有することができるようになっていますが、まだ携帯電話を持たない子ども同士のコミュニケーションツールとしては固定電話が有効です。中学生以上ともなると自分用の携帯電話やスマートフォンを持っていることがほとんどですが、中学生未満の子どもの所有率は低くなります。また、固定電話でのやりとりを近くで見守ることで、子どもの言動に責任を持てるという点もメリットです。

3.電波がつながりづらい地域の通信手段に

年々改善はされていますが、いまだ携帯電話の電波がつながりづらい地域が存在しています。そんなときの通信手段として有効なのが固定電話です。もしも不在の場合でも留守番メッセージ機能のある電話機なら、携帯電話のようにオプション追加をすることなく、無料で要件を残せるという点でも安心です(通話料は必要になります)。

固定電話を所有するデメリットは「料金」

固定回線の電話の請求書

固定電話を所有するメリットは上記のとおり、メインではなくサブでの利用価値になります。もしものときの保険という意味では固定電話はあると便利ですが、維持するためにはやはりお金がかかります。例えばNTTの基本料金は月額1,870円~が相場で、これに電話をかけるごとに通話料金が必要になります。通話が必要な用件は携帯電話やスマートフォンで済ませたとしても、年間で22,440円以上の料金が必要になります。

固定電話の種類と基本料金の目安

住宅と電話回線のイメージ

固定電話にはNTTの一般電話のほかにもいくつか種類があります。基本料金の設定や通話料など種類やサービスを提供する会社によって異なってきますので、その種類、特徴を比較しながら検討してみましょう。

<NTT一般回線>アナログ回線なら停電時でも通話ができる

もっとも認知度の高い固定電話が「NTT」が提供する一般回線です。回線にはアナログ回線(※)とデジタル回線の2種類があり、一般家庭向けのサービスとしてはアナログ回線が主流です。アナログ回線は、停電のときでも利用できる「もしも」のときに強いのがメリットです。利用開始の条件は特にありませんが、約4万円程度の初期費用が必要になり、基本料金の目安は月額で1,870円~(通話料別)と他のサービスと比較すると高めです。
※NTTが提供するアナログ回線、ISDNによるデジタル回線は、IP電話移行に伴い2024年にサービス提供の終了が予定されています。

<直収型電話>NTT一般回線同様のサービスをお得に利用できる

NTTの一般回線の契約時に利用していたオプションサービスのうち、一部使えないものも出てきますが、ほぼ同じようなサービスをお得に受けられるのが直収型電話です。「直加入電話」「地域系電話」とも呼ばれていて、NTT以外の通信会社と契約するサービスをさします。基本はNTTの電話回線を利用することになるので通話の品質は一般回線と変わりません。サービスを提供する会社によって基本料金の設定は異なりますが1,650円~が目安です。

<IP電話>ネット回線を介して通話するので基本料金は実質0円

プロバイダが提供する電話サービスのため、前提としてネット回線が必要になります。一般電話では基本料金が必要になりますが、IP電話の場合はネット使用料が基本料金に該当するため、電話にかかる費用は実質不要になります。同じIP電話同士は通話料無料などの特典を用意しているサービスもあります。また、ほとんどの場合初期費用がかかりません。ネットを介した電話回線のため、市外局番が使えない、停電時に使用できない、110番や119番などの緊急電話が一部使用できない場合もあります。

<ひかり電話>月額500円の基本料金でNTT一般回線と同様のサービスが受けられる

現在契約しているインターネット回線が光回線のプランの場合、「ひかり電話」という光回線を使ったサービスを使用することもできます。市外局番が利用でき、さらにはNTTの一般電話のときに使用していた電話番号をそのまま引き継ぐことも可能です。基本料金は月額500円程度とリーズナブルでひかり電話同士なら通話料がお得になる特典もあります。

ライフスタイルによって固定電話の必要性とサービスを検討してみましょう

リモートワークやテレワークなど、自宅を拠点にして仕事をする日が増えている昨今。もしもに備えた保険として固定電話の必要性を改めて見直してみるのはいかがでしょうか。どのように使うのか、また予算などの条件も明確にしたうえで通信会社などに相談をしてプランを検討していくのがおすすめです。

参考:
電話トップ|Web116.jp|NTT東日本
NTT西日本|電話のご案内公式
おうちのでんわ | インターネット・固定電話 | ソフトバンク
auおうち電話 | 電話(個人のお客さま) | KDDI株式会社
J:COM PHONE | J:COM

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※2021年7月現在の情報を掲載しています。

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