それ、体を冷やす食材かも。食材選びの温活習慣、始めませんか?

「冷えは万病のもと」といわれるように、体の冷えは体調不良や免疫力の低下など、いくつもの悪い影響をもたらします。代謝や血行が悪くなることで体調を崩したり、風邪やウイルス性の病気などにかかりやすくなったりするほか、太りやすい体質になってしまう原因にも。昨今のブームから定番になりつつある“温活”には、運動や入浴などさまざまな方法や手段がありますが、食べるもので体の内側から温めることもその一つ。中でも「食べ物選び」にフォーカスした温活に注目が集まっています。単に“温かいものを食べる”のではなく、体を温める食べ物と冷やす食べ物の違いなどさまざまな知識を身につけて、ぽかぽか健康ライフを送りましょう。

体温が1℃下がると代謝も免疫力も大幅ダウンする

免疫力ダウン

冷えが体に良くないということは聞いたことがあっても、具体的にどんな影響があるかまでは知らない、という方も少なくありません。一般的に人は体温が1℃下がると代謝が12%、免疫力は30%も下がるといわれています。体が冷えることで、風邪をひきやすくなるなどのほか、代謝が下がることで肩こりや頭痛が慢性化したり、怖い病気の遠因になってしまうのです。現代人の生活習慣には、体温を下げてしまう要因が多く潜んでいますが、主に考えられるのは以下の5つ。

・筋肉量の低下
・欧米式の食事
・入浴時間の短縮
・水分の過剰摂取
・ストレス

冷えを解消したいなら、これらの生活習慣を見直す必要がありますが、忙しい毎日に追われてなかなか改善のタイミングが見つからないのも事実。おうち時間が多くなった今こそ、見直す絶好のチャンスです。今回は、ぽかぽかになれる食べ物選びをご紹介します。

ぽかぽか食材の見分け方をマスターしよう

野菜と女性

食材には、体を温める陽性の食べ物と、体を冷やす陰性の食べ物があることをご存知ですか? 調理して温めた状態で食べていても、実は陰性食品で体を冷やしていた、ということもあります。ぽかぽか食材を正しく見分けて、日々の温活に役立てましょう。見分ける方法には、いくつかポイントがあります。全ての食材が当てはまるわけではありませんが、ぜひ参考にしてみてください。

「食材の産地」で見分ける

ゴーヤ

寒い地域で採れるものや冬に旬を迎える食材は、体を温める陽性のものが多くみられます。例えば、かぼちゃやネギ、さくらんぼ、桃などです。反対に暑い地域では、体内にこもった熱を下げるため、体を冷やす陰性食品が多く育ちます。ゴーヤやバナナなどが一例です。スーパーには一年中同じような食材が並んでいるので、なかなか旬に気付くのは難しいですが、本来その時期に育つものが食べるのに適しているもの。できるだけ旬の物を取り入れるようにしましょう。

「食材の育つ環境」で見分ける

にんじん

どこで育つかによっても見分けることが可能です。土の下で育つものは、体を温める陽性食品。土の上で育つものは、陰性食品で体を冷やします。ぽかぽか食材の代表でもある生姜や人参、ゴボウなど地中で育つ根菜は、温活に欠かせない食材だといえます。また、ほうれん草やトマト、きゅうりのように、地上で育つ食材は陰性のものが多いので、熱があるときや火照っているときには積極的に取り入れましょう。

発酵食品も温活に効果的

発酵食品,キムチ

味噌やキムチ、チーズなどの発酵食品も、腸内環境を整え代謝を促すので温活には最適。発酵食品は、善玉菌を増やす働きがあるといわれていて、摂らない理由が見当たらないくらい体に良い食べ物です。ちなみに、寒いときにホットコーヒーや緑茶を飲んで温まることも多々あるかと思いますが、実はこれは大きな間違い。南国育ちのコーヒーや発酵させていない緑茶は、体を冷やす飲み物です。温めたいのであれば、紅茶やプーアル茶のような発酵飲料を飲むことをおすすめします。アルコールも同様です。発酵させて作る赤ワインや日本酒は陽性食品といえます。

▼こちらの記事もおすすめ

体を温める陽性食品とは

陽性食品,豚汁

いくつか見分け方をご紹介しましたが、温活に役立つ食べ物の選び方はなんとなく見えてきましたか? 簡単にリストアップしますので料理の参考にしてみてください。

陽性食品,野菜

<体を温める陽性食品>
人参、かぼちゃ、ゴボウ、玉ねぎ、大根、ネギ、レンコン、生姜、ニンニク、ぶどう、さくらんぼ、桃、プルーン、納豆、キムチなど

過去の記事でもご紹介した、生姜で作るジンジャーシロップもおすすめです。

陰性食品,野菜

<体を冷やす陰性食品>
キャベツ、レタス、トマト、きゅうり、なす、たけのこ、ほうれん草、スイカ、パイナップル、バナナ、メロンなど

ここで注意したいのが「砂糖」についてです。精製された白砂糖や、南国育ちのサトウキビから作られる砂糖は体を冷やすので、温活の視点でいえばできるだけ控えたいもの。砂糖が必要な場合は、北海道で栽培されているてんさいを使ったてんさい糖なら、体を温める作用があると考えられているのでおすすめします。

食べ物選びで“簡単温活”を始めましょう

体温が低いことを体質だとあきらめていませんか? できるところから生活習慣を少しずつ見直して、日々の食べ物選びを意識すれば、体温を上げることも可能だといえます。温活で少しでも体温を上げて、ウイルスや病気に打ち勝てるよう、免疫力を高めて元気に過ごしましょう。

▼こちらの記事もおすすめ

※画像はイメージです。
※2021年2月現在の情報を掲載しています。

おすすめの記事 RECOMMEND

「らしく。」は、暮らしに役立つ情報をお届けする、ライフスタイルメディアです。

 

「らしく。」は、暮らしに役立つ情報をお届けする、ライフスタイルメディアです。