つらい花粉症、少しでも楽になるためにすべきことは?

実は1年中飛んでいる花粉。アレルギー症状を起こすと目の痒みやくしゃみ、鼻水だけでなく肌荒れも引き起こすなどさまざまなトラブルがあります。気温が上がるこの季節は花粉症の方にはつらいシーズンですよね。毎日手軽にできるケアを取り入れて、少しでもつらさを軽減させましょう。

春の花粉症ピークはまさに今! こまめなケアを心がけて

北海道を除く日本各地では、春先にスギやヒノキの花粉がピークとなります。ただ、今年は冬の間も暖かかったこともあり、例年に比べ40〜70%程度の飛散量と、花粉症を感じる時期は早く来たけれど、いつもより少しだけ楽だと感じている人も多いかもしれません。

ピークが早いとはいえ、4月もまだまだ油断大敵。4月は春の花粉の中でもヒノキの花粉量が多く、スギ花粉のアレルギーの方はひと安心と思ってしまいがちですが、スギ花粉症とヒノキ花粉症を併せて持っている人も多く、症状も重症化しやすいので注意が必要です。

外出のルールは“つけない・持ち込まない・すぐ落とす”

花粉症の方にとっては基本的な情報かもしれませんが、もしかして? という方に向けて、花粉症の基礎知識を少しおさらいしておきましょう。日本気象協会によると花粉が飛散しやすいのは、

    1. 晴れもしくは曇りの日
    2. 前日が雨だった
    3. 最高気温が高い日
    4. 湿度が低い日
    5. 強めの南風が吹き、その後北風になった時

といわれています。この条件に当てはまる日は、外出をできるだけ控えめにしましょう。地域によって差はありますが、飛散の多い午後〜夕方までの時間帯は要注意です。どうしても外出しなくてはいけない時は“つけない・持ち込まない・すぐ落とす”を頭に置いておきましょう。

“花粉をつけない”というのは、花粉を体に付着させないように気を配ること。マスクやメガネをするのはもちろんのこと、帽子をかぶるのも有効です。帽子を忘れてしまった時には、髪の毛を結んでまとめるようにしましょう。また、繊維に花粉が付着しないよう、着る服はできるだけツルっとした素材を選ぶのもポイントです。
続いて“花粉を持ち込まない”ためには、できるだけ家の中に花粉が入らないように玄関や外で極力花粉を叩き落とすようにしましょう。玄関に花粉落とし用のブラシを用意しておき、コートや帽子などは丁寧に払うようにしてくださいね。
いくら玄関で花粉を叩き落としても、マスクから出ている肌や髪の毛にもまだまだ花粉は付着中。そのままシャワーを浴びてしまうのがベストですが、難しい場合は洗顔やうがいだけでも忘れずに行ってください。

家の中では“出さない・こまめに拭く”を合言葉に

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暖かい陽気に、ポカポカの日差し……。お布団も干したいし、洗濯物も外干しでカラッとさせたいところですが、花粉の時期は外に出さないことが鉄則です。部屋干しをしたり、乾燥機を使ったりして、綺麗になった洗濯物に花粉が付いてしまうのを防ぎましょう。部屋干しだと何だかニオイが気になるという場合は、扇風機などを使って風を当てる、できるだけ陽の当たる部屋に干す、除湿機を使うなどしてみてください。どうしても布団を干したい時には花粉量の少ない午前中に。取り込む時は花粉を叩き、すぐに表面を掃除機で吸うようにします。

また、床などの拭き掃除も家の中の花粉除去には効果的、ウエットティッシュや濡らした雑巾などを使ったこまめな水拭きを心がけましょう。眠る前には枕や布団の顔まわり部分を固く絞ったタオルで拭き取り、空気清浄機も使用すれば睡眠もスムーズに。

腸内環境を整えて、免疫細胞の働きをアップさせよう

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アレルギー症状の緩和には、市販薬の利用や病院で治療を受けるなどさまざまな方法がありますが、“腸内環境”を整えることも有効です。腸内には体の免疫細胞の多くが集まっていると言われており、この免疫細胞がたくさんの病原菌と戦ってくれているのです。しかし、腸内で悪玉菌が優位になるとたくさんのトラブルの元に。女性に多い便秘などはもちろんですが、肌荒れなどにも影響があるのはご存知の通り、免疫力が下がるのでアレルギー症状を感じやすくなってしまいます。

腸内環境を常に整えるためには、ヨーグルトなどの乳酸菌を摂る、便秘を解消する、繊維も意識して食べるようにするなどを心がけましょう。毎日続けることで腸内の環境も整い、変化も徐々に感じられるもの。“乳酸菌を摂ったのに効果が出ない”、とすぐに諦めず、まずは続けてみてください。花粉症を感じる時期だけ意識するのではなく、いつもの習慣にすることで少しずつ体は変わっていきます。

外のことは花粉の時期に、中のことは習慣に

免疫力を落とさないよう体の調子を整えることは、花粉症以外のトラブルに対しても有効な手段です。花粉が飛散している時期は外出や家事などで普段より気を使い、手間がかかってしまうこともありますが、小さな積み重ねで乗り越えましょう!

※2020年4月現在の情報を掲載しています。

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