女性特有の“不調”を改善 まずは自分の体を正しく知ろう

頭痛や肩こり、月経不順、そして女性特有のホルモンなどによるトラブル…。年齢を重ねるごとに、病気とは言えないまでも、どことなく体が不調だと感じることが増えてはいませんか? 年齢に応じて変化する女性の体について知り、女性特有の病気や悩みを解決する方法を、これからシリーズでご紹介していきます。

“未病”とは「健康」と「病気(不健康)」の境目の“グラデーション”な状態

今、心身の状態を「健康か病気か」で分けず、“体の状態は連続的に変化するもの”として捉える考え方が生まれています。「病気とは言えないまでも、どことなく体が不調」という状態は「健康」とは言い切れません。発病には至っていないが「健康」でもなく「病気」でもない…その間といえそうな、グラデーションのように曖昧な不調の自覚があったら、それが「未病」の状態です。この「未病」という考え方は男女ともにあてはめられます。

特に女性は、加齢や出産などの要因で、体調や体質が男性より大きく変化するため、そうした変化の際に、体からの「サイン」として不調が起きていることもあります。そうした兆候を見逃さず、あらためて心や体をケアすることで「病気」につながらないようにするというのが「未病」の考え方です。

まずは“女性の体”について「正しい知識」があるかどうかをチェック!

下記の項目で「そう思う」というものや、自分に当てはまるものがあったら、チェックをつけてみてください。

□妊娠や出産経験のある女性のほうが子宮に関する病気になりやすい
□痛みがひどくても、月経痛は月経に伴う生理現象で、「病気」ではない
□月経と月経の間の時期に出血が見られたら、それは病気のサインだ
□ダイエットをしていて無月経になっても、問題ない
□月経不順や月経痛は、生活習慣を変えても改善することはない
□閉経しても女性は、男性より女性ホルモンが多く分泌される
□骨粗しょう症は年齢を重ねた人の病気。若いうちはならない

実は、これらの項目はすべて間違ったことを言っています。“間違ったダイエット”をしていたり、「月経痛がひどくてもそれが普通の状態」と、とくに対処することなく日常を過ごしていたりする人は要注意。また、子宮に関する病気や、ホルモンバランスの変化、骨粗しょう症などは、誰にでも起こりうることです。正しい知識がないことで、女性特有の病気を身近なものにしてしまっているかもしれません。

未病の状態から健康に近づくために、日々出来ることは?

もし「未病」の状態にさしかかってしまっていても、早い段階で気が付き、正しい対処をとり、原因となった生活習慣などを改善すれば、再び体を「健康」へと近づけることが可能です。では、どのようなポイントに気をつけていけば良いのでしょうか。

毎日できる“自分の体”チェック&ケア項目
□1日3食きちんと食事をとる
□基礎体温を測る
□できるだけ歩くなど日常の中に運動を取り入れる
□寝不足やストレスに気を付ける
□体を冷やさないように注意する
□ダイエットや美容に関する情報を気にしすぎない

どれも当たり前のように感じてしまうかもしれませんが、実は基本的なことをきちんとすることが、健康のためにはとても大切です。なかでも、女性にとっては、毎日の基礎体温を測ることは重要なポイント。自分の体に何か変調があった場合、それをいち早く知ることができます。

次回は、女性ならではの悩みといえる「月経」についての知識を深めていきましょう。

取材協力/久保クリニック
水野千鶴先生

※画像はイメージです。
※2021年1月現在の情報を掲載しています。

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